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Oct 27,2026

採用サイトのリニューアル費用は何で変わる?先に決める3つ

採用サイトのリニューアル費用は、作る費用だけで決まりません。中小企業の調査では、サイトの更新頻度が「年に1回未満」の会社が30.0%で最多でした。本記事では、見積もりが割れる理由と、作る前に決めておく3つを解説します。

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採用サイトのリニューアル費用とは、作り直す費用だけではなく、公開したあと更新を続けるための費用まで含めた金額です。

同じ「リニューアル」でも、会社によって指している作業の範囲が違います。見積もりが大きく割れるのは、たいていここが原因です。

本記事では、採用サイトを作り直すときに費用が何で変わるのかと、見積もりを取る前に決めておく3つを整理します。

「リニューアル」が指す範囲は、揃っていません

一口にリニューアルと言っても、含まれる作業は会社ごとに違います。

どこまでやるか
見た目だけいまの構成のまま、デザインを作り直す
構成からページの並びと中身を組み直す
中身から載せる内容そのものを決め直して書き直す

「中身から」の場合、内容の決め方もいくつかに分かれます。社内の方にお話を聞いて起こすこともあれば、打ち合わせで擦り合わせながら決めていくこともありますし、制作側から案を出して選んでいただくこともあります。どの進め方をとるかで、かかる時間も費用も変わります。

同じ言葉で違う作業を指しているので、金額だけを並べても比べられません。

依頼先ごとの相場感は、「採用サイト制作の依頼先。3つの選択肢と向き不向き」にまとめています。本記事では、作り直し特有の費用のほうを扱います。

作り直しても、また止まることがあります

株式会社イノーバ様が、IT・製造業の中小企業でマーケティングを担当する110人に行った調査では、自社サイトの更新頻度がこうなっていました。

いちばん多いのが「年に1回未満」です。

更新に速やかに対応できていないと答えた人(全体の24.5%)に理由を聞くと、次の順でした。

出典:株式会社イノーバ「『Webサイト活用』に関する調査」(2025年)

110人の調査で、IT・製造業の中小企業に限った数字なので、そのまま全業種に当てはめることはできません。それでも、止まる理由が社内の体制側にあるという傾向は読み取れます。

作り直す費用だけを見て決めると、同じ状態に戻るまでの時間を買っているだけになることがあります。更新が止まったサイトがどう見えるかは、「採用サイトはなぜ失敗するのか。止まったサイトに共通する3つのこと」に書いています。

リニューアルにしか、かからない費用があります

新規で作るときには発生しない項目です。見積もりに入っているかどうかで、金額が変わります。

項目何をするか
現行サイトの調査いまの原稿・写真・URLで、何が使えるかを見る
URLの引き継ぎページが減るときに、転送の設定をする
中身の移行残すページを、新しい作りに合わせて入れ直す

とくに2つ目は、抜けると検索から消えます。採用サイトは応募前に見られる場所なので、ここは落とせません。株式会社GIG様が新卒・第二新卒200名に行った調査では、20代の87.0%が「応募前に必ず採用サイトを確認する」と答えています。

出典:株式会社GIG「新卒・第二新卒のキャリア観・採用サイトの活用実態調査」(2025年)

見積もりを取る前に、3つ決めます

1. どこまで作り直すかを決める

見た目だけなのか、構成からなのか、中身からなのか。最初の表の3つのうち、どれを頼むのかを先に決めます。

ここが決まっていないまま相談すると、各社が違う前提で見積もりを出します。安いほうが得に見えますが、作業の範囲が違うだけということが起こります。

2. いまのサイトから、何を残すかを決める

原稿、写真、URL。残すものが多いほど費用は下がりますが、残しすぎると作り直した意味が薄くなります。

よくあるのは、写真だけ残して原稿は全部書き直す形です。逆に、原稿は使えるが写真が古い、という場合もあります。どちらも、いまのサイトを一度見ないと決められません。

3. 公開したあと、誰が更新するかを決める

これを見積もりに入れておかないと、年に1回未満の状態に戻ります。

社内で更新するなら、更新しやすい作りにする費用が要ります。外に頼むなら、月いくらで何回までか、という話になります。どちらも、作る費用とは別に見ておく項目です。

弊社が株式会社モリカトロン様のサイトを担当したときも、更新性の高いコンテンツごとにテンプレートを用意し、社内で対応できる状態にしました。運用のコストを下げることも、目的の1つに入っていました。

更新の手段をどう選ぶかは、「採用サイトにCMSは必要か。更新頻度から逆算して決める」で整理しています。

まとめ

採用サイトのリニューアル費用が会社によって違うのは、「リニューアル」が指す範囲が揃っていないためです。

見積もりを取る前に、3つ決めます。

3つ目がいちばん抜けやすいところです。調査では、更新頻度が年に1回未満の会社が30.0%で最も多く、対応できない理由の1位は社内の人材不足(45.5%)でした。作り直す費用だけで決めると、同じところに戻ってしまいます。

よくいただくご質問

Q. 採用サイトのリニューアルは、どれくらいの期間がかかりますか

A. 作り直す範囲によって変わります。見た目だけなら1か月前後、構成から組み直す場合は2〜3か月を見ていただくことが多いです。載せる内容から決め直す場合は、社内で話を聞いたり、打ち合わせで擦り合わせたりする時間が加わるため、さらに延びることがあります。

Q. 一部のページだけ作り直すことはできますか

A. できます。採用サイトの場合、募集要項と社員インタビューだけを先に作り直す、という進め方をとることもあります。ただし、ページの作りが分かれると、あとから全体を揃えるときに二度手間になることがあります。

Q. いまのサイトのURLは変わりますか

A. ページの構成を変えると、変わるページが出てきます。その場合は転送の設定をして、古いURLから新しいURLへつなぎます。設定を入れないと、検索結果から来た人がページの無い状態に当たるため、ここは必ず見積もりに入っているか確認してください。


本記事のように「リニューアルの見積もりが会社によって違いすぎる」「作り直しても、また更新が止まりそう」とお考えの方は、ぜひ一度弊社へご相談ください。

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