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学校法人慶應義塾様

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Jun 4,2024

2024年4月、株式会社INDIGは慶應義塾大学薬学部 医療薬学 社会連携センター 社会薬学部門のウェブサイト制作を担当いたしました。今回のご依頼は学部の雰囲気を伝えるだけではなく、社会的活動を広く公開することが目的なため、社会薬学部が何をしているのかを知ってもらうための構造をデザインするとともに、それらを表現できるグラフィックの構築を目指しました。

Contents/headline

慶應義塾大学薬学部医療薬学・社会連携センター 社会薬学部門様とは?

慶應義塾大学薬学部内の研究室の1つで、医療現場の課題から研究課題を抽出し、薬局薬剤師業務を支援するツールの開発、社会における薬剤師貢献度のみえる化、セルフケア分野での薬局薬剤師業務の提案に注力する研究室です。

HP:https://www.pha.keio.ac.jp/research/spd/index.html

プロジェクト概要

研究室の活動報告や論文発表を整理して伝えられるページや、慶應義塾大学の薬学部を目指している学生に向けて研究室のことを分かりやすく伝えられるページを作成したいというご依頼をいただき、ページのデザインや記事ページのテンプレートデザインの作成を担当させていただきました。

学部の専門性を知る

今回担当させていただいた医療薬学・社会連携センター 社会薬学部門様はこれまで作成をしてきた企業様やサービスといったクライアント様と違い、研究室という小さな単位かつ専門性の高い内容をどこまでグラフィックやデザインに反映できるのかという課題がありました。

研究内容を理解し、イメージを作る

学部の理解を深め、より適したデザインを作成するために以下のことを行いました。

1.医療薬学・社会連携センター 社会薬学部門の研究内容

作成に入る前にまず研究室の研究内容を理解するところから開始しました。 既にある研究室の紹介ページから研究室の研究内容を調べ、薬剤師への業務提案や薬剤師を取り巻く業務の効率化のためのツール作成を行なっていることを知りました。 また、他の研究室の研究内容も確認し比較することで、社会薬学部門の特色はどこにあるのかを考えました。

2.研究内容や特色を落とし込んだデザインの作成

研究内容を調べる前に、薬学部内の研究室ということでグリーンをメインカラーとして使うことをイメージしていました。しかし、研究内容が薬や生物、化学的な研究ではなく、薬剤師の環境改善や業務効率化のツール作成をメインに行なっていると知り、グリーンをメインカラーとして使用するよりも、爽やかなブルーを使うことでツール作成という研究室の特色を表現できるのではと考えました。

また、ただ爽やかな青を使用するのではなく、グラデーションにすることでツールの先進感をカラーで表現しました。 さらに扱う内容を意識して、クリーンで真面目な雰囲気を目指して白を背景に整頓されたコンテンツ配置を心がけました。

ただし、研究を通じて薬剤師の業務を「助ける」という部分から、真面目だが堅すぎない雰囲気を作り出すため、写真の切り抜きやカードデザインを角丸で作成することで優しさも感じられるデザインを作成しました。

担当者の方にも伝わるデザイン

このように研究内容の理解を深めてから作成することで、先入観や無意識の中にあった決めつけを崩すことができ、より研究室の内容や雰囲気を伝えられるデザインの作成を達成することができました。 また、クライアント担当者様にもデザインの意図がしっかりと伝わり「素敵なデザイン」と大変好評をいただくことができました。

弊社ではクライアント様の伝えたい内容や特色を理解した深みのあるデザインを作成しております。 当案件のクライアント様と同じような課題や悩みをお持ちの方はぜひお問合せください。ご依頼をお待ちいたしております。

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